夕凪の街桜の国 | しあわせ・しやわせ

夕凪の街桜の国


こうの 史代 / 双葉社(2004/10)
Amazonランキング:11位
Amazonおすすめ度:
掲載・即・伝説と化した作品が、今蘇る!
終わってしまった事ではない
普遍の物語に昇華した、マンガの金字塔


今日、ネット書店で注文していた本が届き早速読んだ。
マンガをあまり買うことがないのだが新聞の書評を読んで買った。

一気に読んで涙がでそうになりました。
戦争について改めて考えさせた本ではないかと思いました。


広島だけでなく長崎で原爆に遭い、生き残った人たちは
どんな気持ちで生きてきたのでしょうか?
私たち戦争を体験してない人から見たら
死なずに生き延びる事が出来て良かったねと思うかもしれませんが、
生き残った方たちはいろんな思いがあったのではと思いました。
それは多分私たちには想像が出来ない思いがあったのではと思います。


こうやっている間にも戦争が起きてるって哀しいことです。
そしてその戦争で犠牲者が出ているんですよね。

戦争が終わって今年で60年。
以前にも書いたと思いますが、日本はとても豊かな国になり、
幸せな国になっています。
でも今の日本人は幸せすぎて大切なものを見失いかけてる気がします。
私も同じで、平和な時代に生まれて何不自由なく生きてこれた。
そして私も大切なものを見失っていると思います。

世界が戦争のない本当の世の中になるにはどうしたらいいのか。
私たちに何ができるのだろうかと考えさせられました。


今日はかなり硬い内容ですが、
この本に出会えたことすごく良かったのではないかと思います。

本の表紙をみてまた涙が溢れそうになりました…。

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